師のもとには、時々遠方から、
ただ、師にお会いするだけ(教えを請うだけ)のために、
人が訪れる。
以前の私もそうであった。
ただ、長崎県からの私は序の口ではあったが。
今日、私も知る人が、
遙か遠方から師のもとへやってきた。
(私にとっては数年ぶりでした)
その方たちが帰られた後、
師はニコニコしながら言われた。
「やさしいばかりじゃいかん」
「気合いいれてやったたい」
その意味がよくわかっているので、
私もニコニコしていたら、
「takは解るやろう」と師がいわれるのへ、
「はい、解ります」と答えた。
以前、いやつい最近まで、よく師に諭された。
「takはやさしいからな」
「小言をいわれるのは好かんやろ」
「やさしく言うて欲しいか!」
「人にやさしいのは、自分もやさしくしてほしいからたい!」
"自分がして欲しくないことは、人にもするな"
以前、私のなかでは規範となっていた、偽りのやさしさは、
師によって見事に斬り捨てられた。
たんなるやさしさは逃げにすぎない。
『真実に人を救うなら、悪をも行え』
八宗の祖、龍樹菩薩の言葉である。
『非情になりきれ、その後に出てくるやさしさは本物たい』
師の言葉である。
「風邪は治ったか」
「はい!直りました」
「気合いはいっとうやないね」
「はい!」
「気合い、気合い」
今日、辞する時の師と私の会話です。
カテゴリ 師の教え
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