[2009-06-02]
四苦八苦
「四苦八苦とはどういう意味ね」
いきなり師が問うた。
「"やおいかん"とか・・・」
「うん、違うな」
「一般的には大変な目にあうときに使われているようですが・・」
「本、読んできたからわかるやろ。何て書いてあったね」
「生、老、病、死、の四苦と、愛別離苦、怨憎会苦・・」
「それで、本読んで理解できたね」
「いいえ」
「知識だけでは解らんな」
「体がやおいかん時はどれね」
「えーと病・・・」
「四苦たい」
「・・・・」
「四苦八苦とは体と心の苦しみたい」
はっとした。
あやうく"へっぱく"(能書き)言うとこだった。
お釈迦様の説かれた四苦八苦、
解説書を開けばつぶさにある。
「生、老、病、死、の四苦と、愛別離苦などの四苦を会わせて四苦八苦という・・・
生まれてくる苦しみ、老いていく苦しみ・・
「経験せんと解らん」
「彼女と別れたときはどげんやったね」(昔のことだけど、心に執われとして残っているという)
「takなんかはよっぽど苦しんだやろな。なんでだーゆうてな」
「失恋するともよかとたい」
苦しみの根元を知りたくて仏法書を読み、やがて師に出会い、"行"にはいるようになる。
師の言う"行"とは苦しみには苦しみをもって制す。と理解した。
そして、書はいらなくなる。
「体と心の苦しみたい」
今日もまた、一刀両断に切り捨てられてしまった。
カテゴリ 師の教え
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