托鉢ブログ

何でお参りするのか。

「何でお参りするのか解るか!」
突然、師が問うた。
普段、特に意識してお参りしているわけではないので、
答えに窮した。
「ギブアップたい」
「"参りました"といって参るとたい」


およびもつかない答えに、
ただ、「おそれいりました」というほかなかった。


何の思惑もなく、何の執われもなく、
ただ、"仏様にすべてお任せします"とお参りすることが、
「南無阿弥陀仏」「南無釈迦牟尼仏」ということであり、
「"参りました"」とお参りすることなのだ。


万策つきて、ギブアップしたとき、
人は本当に、手を合わせる縁に会うのかもしれない。


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