[2008-04-17]
しろしか話
この夏が来ると、糸島に移り住んで三年を迎える。
糸島の言葉もどうにかマスターしてきたようだが、
まだ不思議な言葉がある。
「し・ろ・し・か」
この微妙な感覚がまだつかめない。
「今日は雨が降りようけん、しろしかね」などと使う。
先輩に聞いてみたが、いまひとつ解らない。
ある時、制服の話題が出た。
羅漢では葬儀の式典用のスーツの下に着るYシャツはグレー
(シックな色が気に入っている)である。
式典以外の時は個人のセンスにまかせているので、
自由な着こなしができる。
葬儀社のイメージは白のYシャツに黒のスーツだった私からすれば、
実に、喜ばしいことだった。
「前の葬儀社のときは、白しかきれなかったんですよ」
「しろしかった」・・・(失笑―そんな使い方はしませんよ)
「せつない」でもないし・・・
「むなしい」ではないな。
ところで、
「いっとんしゃー」という言い方は頻繁に聞く。
「行っている」という意味らしい。(これはマスターしました)
「1トン車でいっとんしゃーよ」
という駄洒落までいえるくらいに(面白いかどうかは別にして)
ある日托鉢から戻ると、師が私に言った。
「托鉢はしろしかろうや」
「いいえ、そんなことはありません」
そう答えたが、なぜか心が晴れ晴れとしていない。
そうかわかったぞ!
"しろしか"とは「とほほ」ということだな。
福岡 初盆のことならまごころ葬儀羅漢
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