托鉢ブログ

北枕ー涅槃像

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「北向きに寝かせるんでしょう」
少し物知りの人はいいます。
「北はどちらになりますか」
私たちもご自宅にお連れしたときに尋ねます。
「北向きに寝るもんじゃない」
子供の時、よく聞かされた。


"北枕"
枕を北にして寝ることを言うが、
特に死者を寝かせるときをさす。
北枕を不吉として、忌み嫌う風習は昔からあった。
本当は不吉でもなんでもない。
むしろ頭を北に向けて寝ると、
いい気が入ってくるからいいのだという。


では何故、死者を北向きに寝かせるのか。
新人の頃、葬儀にまつわる数々の風習やきまりごとを教わった。
北枕についてはこうです。


お釈迦様の"涅槃像"はよく知られていますが、
実はそれに由来しています。
「頭北面西右脇臥」
"ずほくめんさいうきょうが"といって
頭を北に、顔を西に向け、右脇を下にした姿勢ですが、
お釈迦様が亡くなられたとき(入滅、または涅槃に入るといいます)
の姿からきているのです。


故人様を安置するとき、
北だけでは不都合なことがあります。
「北もしくは西でよいのです」・・ずほくめんさいです。
北もしくは西で大抵はでおさまります。(寝てみると納得です)
北北西になるよってですか?(そんな磁石までいりませんよ)
でも時折、北もしくは西にしても仏壇に足を向けることになることがあります。
そんな時は方角に関係なく仏壇に足を向けないように寝かせます。


今日も、朝一から祭壇にかかり、通夜を終えて9時帰宅。
パソコンに向かい今から投稿です。


カテゴリ ちょっとためになる話


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